最新情報
韓統連が「戦争挑発・介入を中止しろ! 尹錫悦退陣 全国代表者会議」を開催
【2024年11月10日】
在日韓国民主統一連合(韓統連)は11月10日、名古屋市内で「戦争挑発・介入を中止しろ! 尹錫悦(ユン・ソンニョル)退陣 韓統連全国代表者会議」を開催。会場では、尹錫悦政権退陣運動本部が展開している国民投票に連帯し、退陣の賛否を問うアンケート・パネルを展示。退陣要求の意見を集めた。
宋世一(ソン・セイル)委員長が主催者あいさつ。「昨日の退陣総決起では10万人が結集し、尹錫悦退陣の声をあげた。野党やキャンドル行動、市民社会のあらゆる場所においても退陣運動が高揚している。窮地に陥った尹政権は、常套手段である公安弾圧により退陣運動の中心部隊に攻撃を加え、朝鮮のロシア『派兵』を既成事実化しながら、ウクライナに対して段階的に殺傷兵器を支援すると公言している」と指摘。「ウクライナ戦争に韓国が介入すれば戦争は拡大し、南北間の緊張は高まるばかりだ。尹政権のこのような戦争挑発・介入をわたしたちは断固として止めなくてはならない。いまこそ、韓国民衆と連帯し尹政権を引きずり降ろそう」と語った。
会員団体と地方本部から意見表明。在日韓国青年同盟中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長は「尹政権の不正腐敗の中で最も深刻なのは公認介入疑惑だ。保守政権による相次ぐ国政ろう断に国民の怒りは頂点に達している」と語り、「政権危機を乗り切るために尹政権は進歩団体・進歩メディアに対して弾圧を加えている。弾圧の口実として韓統連・韓青との通信も取り上げており、怒りを禁じ得ない」と強調。「尹政権を退陣させる闘いを在日同胞青年として力強く展開していく」と語った。
韓統連兵庫本部の高弘(コ・ホン)事務局長は「尹錫悦はこの間、国民ではなく家族のために政治を行い、米国と日本に追従し戦争危機を高め、国家保安法と拒否権を乱用することで韓国の民主主義を破壊した。このような人物に大統領の資格はない」と糾弾。「悪政の中で苦しむのはいつも民衆だ。わたしたち韓統連は、民衆の怒りを海外同胞として一層共感し、連帯しなければならない。尹錫悦を退陣させるまで、韓国の民衆とともに闘っていく」と語った。
趙基峰(チョ・キボン)副委員長が決議文を朗読。△特検法で尹錫悦・金建希(キム・ゴニ)疑惑を明らかにしろ!△尹錫悦は戦争を挑発し介入するな!△退陣闘争に連帯し退陣を実現しよう!との決議事項が提案され、満場一致で採択された。
金昌五(キム・チャンオ)副委員長が閉会あいさつ。「尹政権の退陣はもはや秒読み段階に入った。国民の要求によって金建希特検法が採択されれば、尹政権は雪崩を打ったように瓦解していくだろう。わたしたちは、退陣のその時まで闘い抜くとともに、退陣した後の韓国社会のあり方を展望していかなくてはならない」「文在寅政権時、国民の大多数が支持したにも関わらず、米国の圧力に屈し、南北合意をひとつも実現できなかった。尹政権退陣後わたし達が最も優先して取り組むべき課題は、米国の圧力に屈しない、自主的民主政府を樹立することだ。そして、迫りくる戦争危機を乗り越えなければならない。団結した力で尹政権を退陣させ、平和と繁栄の時代を築いていこう」と語った。
集会後、参加者は「尹錫悦政権退陣!」と書かれたプラカードを手に尹政権退陣をアピールした。
※写真-尹錫悦政権退陣を要求するプラカード・アピール
・決議文はこちら
・代表者会議の記事が韓国のインターネットメディア「統一ニュース」と「自主時報」に掲載されました
統一ニュース
https://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=212068
自主時報