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決意文

戦争挑発・介入を中止しろ! 尹錫悦退陣 韓統連全国代表者会議 決議文

尹錫悦大統領と尹政権に対する国民の怒りは、いまや天を衝く勢いであり、爆発寸前と言える。

尹政権は4月の総選挙で国民から厳しい審判を受けたにもかかわらず、尹大統領は無能と無責任、独断と専横、民生の破たん、民主主義の否定、戦争挑発・介入と平和の破壊、対米従属・対日屈辱外交、対北対決と、その資質と姿勢、政策に何の反省も変化もないまま、憲政秩序を破壊し国政をろう断するという許しがたい暴政・悪政・失政を平然と継続している。

尹大統領と金建希夫人は「疑惑の宝庫」だ。尹大統領による海兵隊員殉職事件への捜査外圧疑惑、金建希夫人のドイツモーターズ株価操作疑惑、高級バッグ授受疑惑に加えて、国会議員補欠選挙の候補者公認過程への介入疑惑まで明らかになった。だが、二人は黙秘と否認を続け、尹大統領は真相解明のための特別検察法案を拒否権でことごとく葬り去り、検察は二人を徹底擁護している。

当然のごとく、世論調査では全地域、全世代で、さらには保守層も含めて支持を失い、支持率はついに10%台に落ち込み、政権運営に赤信号が点滅している。

こうした中、尹錫悦退陣運動本部は、全国で10万人が結集した尹政権退陣時局大会(9月27、28日)を皮切りに、10月8日からは退陣の賛否を問う国民投票も全国的に展開し、国民の退陣意思を集めながら、11月9日に退陣総決起を開催。ソウルに結集した10万人の参加者は尹政権に退陣要求を突きつけた。総決起は継続して20日、12月7日にも実施される。

また、院内では弾劾を党方針として決定した進歩党・祖国革新党と野党議員が「尹政権弾劾準備議員連帯」を構成し、弾劾準備に拍車をかけている。

第一野党「共に民主党」が11月2日にソウル駅一帯で開催した「金建希-尹錫悦 国政ろう断糾弾 特検要求 国民行動の日」汎国民大会には30万人が結集し、尹政権出帆後では最大規模の反尹行動となった。同党は「金建希特検法通過などのための一千万人署名運動」を通じた汎国民運動を開始した。

院内外で反尹闘争がこれまでにないほどに高揚している。こうした闘争が一つに束ねられながら反尹汎国民戦線が構築され、国民的退陣闘争の全国的な高揚が、尹政権を追い詰め退陣を実現する展望を必ず切り開くだろう。

一方、尹政権は政権危機を脱出するために、常套手段の公安弾圧に乗り出した。特に、弾劾キャンドル集会を開催するキャンドル行動と、退陣運動の中心である韓国進歩連帯を標的にし、弾劾・退陣運動を封じようと躍起になっている。

弾劾・退陣要求が噴出する中で、尹大統領は朝鮮のロシア「派兵」を既成事実化しながら、段階に応じて殺傷兵器をウクライナに供給するとし、NATOの先兵と化して戦争を挑発し介入しようとしている。だが、韓国政府が関与すれば、戦争拡大を招き軍事緊張を煽るだけなのは明らかである。

民意を踏みにじり国政をろう断し、批判勢力を弾圧し、さらには戦争を挑発し介入しようとする尹大統領に、国民が期待するものは退陣以外に何もない。

朴槿恵政権を弾劾し退陣に追い込んだキャンドルの炎はいままた燃え上がり始めた。国民は再び立ち上がり尹大統領に鉄槌を下そうと決意している。わたしたちも海外の地から退陣闘争に固く連帯し必ず退陣を実現しよう。以下、決議する。

1.特検法で尹錫悦・金建希疑惑を明らかにしろ!

1.尹錫悦は戦争を挑発し介入するな!

1.退陣闘争に連帯し退陣を実現しよう!

2024年11月10日

戦争挑発・介入を中止しろ! 尹錫悦退陣 韓統連全国代表者会議 

参加者一同