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三重本部
韓統連三重本部・韓青三重県本部が耳塚、ウトロをフィールドワーク
【2022年07月03日】
韓統連三重本部は7月3日、韓青三重県本部と合同で「京都紀行・耳塚&ウトロフィールドワーク」を開催した。京都到着後、耳塚前で「なぜここに耳塚があるのか」「日本は耳塚をどのように利用してきたのか」などを学習。耳塚の隣にある「交流館 カササギの家(교류관 까치네집)」で壁一面に描かれた在日朝鮮人画家・呉炳学先生の作品を見ながら昼食をとった。
宇治市にあるウトロ平和祈念館へ。駐車場は満車で関心の高さが伺えた。当時の資料や展示物など(韓民統による映画「オモニ」の実物ポスターも展示)館内展示を観覧後、館内職員の案内でウトロ地区を見学し、ウトロがいかに差別を受けてきた地域であったのかの説明を受けた。特に先日起こった放火事件現場は焼けあとが生々しく、ヘイトクライムの現実を突きつけられた。職員からは「祈念館という形で後世に伝える準備は整いましたので、これをいかに継承していくのかが今後の課題です」と説明を受けた。
四日市に戻り、夕食を兼ねた感想会を開催。参加者からは「日本における差別、ヘイトクライムの増長をいかに止めるのか」「青年らと共に学ぶ機会を増やし、在日の歴史を継承していこう」などの感想が述べられた。
次回フィールドワークは秋に開催予定。