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愛知本部
朝日ピョンヤン宣言20周年行事を開催(愛知)
【2022年09月17日】
「なぜ日朝交渉は進まないのか 今こそ日朝国交正常化の再開を」求める集会が9月17日、名古屋市内の栄ガスビルで開催された。主催は韓統連愛知本部などで構成された同実行委員会。
主催者挨拶に続き、有田芳生前参議院議員が「拉致問題はなぜ解決しないのか」と題し報告。20年に及ぶ日朝間の交渉の成果と問題が語られた。有田氏は「20年前には日朝の担当者が秘密裡に水面下の交渉を幾度となく行い、日朝ピョンヤン宣言にまで結びつけた。また2014年のストックホルム宣言で拉致問題も含め日朝間の懸案事項を解決しようと合意され、朝鮮からは田中実氏、金田龍光氏がピョンヤンで生存しているとの情報が伝達された。しかし安倍政権はその情報を隠し解決の機会をつぶし、交渉を断絶。結局安倍政権は口では『拉致問題は安倍政権の一丁目一番地』と言いながら、拉致問題を政権浮揚に利用しただけたった」と指摘。日朝交渉に関しては「交渉を進めるためには粘り強く交渉を行うしかなく、政府レベル、超党派でも解決のための行動を起こす必要がある」と語った。
岸田総理、林外務大臣へ送る「今こそ日朝国交正常化交渉の再開を求める署名」運動を行動提起した。
(写真-有田氏の講演)