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愛知本部
愛知本部が「第16回韓統連愛知セミナー」を開催
【2021年12月12日】
12月12日、名古屋市内で「第16回韓統連愛知セミナー」を開催した。主催は韓統連愛知本部。当日は多くの同胞、日本人が参加した。セミナーの冒頭では趙基峰代表委員が主催者挨拶し「来年の大統領選挙では民主化を後退させてはならず、必ず勝利しなければならない」と語った。
続けて韓国問題研究所の康宗憲代表が「南北・朝米関係の展望と韓国大統領選挙」と題し講演。1991年から30年間にわたる南北関係の様々な合意点を詳細に解説し、朝鮮半島は現在、相互の体制尊重と平和共存による「事実上の統一過程である」と解説。そのような流れを妨害しているのが歴代米政権であり、南北合意が履行されない原因は米国にあると語った。また、来年の大統領選挙については、韓国の政治体制は進歩対保守ではなく、保守対極右の対立構図であり、今回の選挙の争点は「自主と平等」をどう韓国社会に展開していくかであり、南北関係の進展と、経済格差も含め韓国社会の構造転換が必要な時代を迎えている、と強調した。
講演後は質疑応答を行い、講師を交え懇親会を開催した。
・セミナーの模様は、12月26日からYouTubeで視聴できます。「第16回韓統連愛知セミナー」で検索してください。
・康宗憲氏に関連する書籍が出版されました
「西大門刑務所の黙示録」 坪井兵輔著 かもがわ出版 1980円