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決議文

11・11尹錫悦政権退陣総決起支持! 韓統連全国代表者会議 決議文

わたしたちは今日、反民生・反民主・反平和、屈従・屈辱外交、そして独断と専横、無能と無責任で一貫する尹錫悦政権の退陣を求めてこの場に結集した。

バイデン米政権は、インド太平洋地域におけるアジア版NATO構築のために、事実上の韓米日軍事同盟ともいえる韓米日軍事協力の強化に注力。尹政権は朝鮮に対する挑発発言を繰り返しながら、その先兵として前哨基地の役割を積極的に引き受け、対米屈従姿勢をあからさまにしている。三カ国軍事協力は海上合同演習に加えて、最近では核兵器搭載が可能な米戦略爆撃機を動員した空中合同訓練も実施され、朝鮮の強い反発を招きながら、朝鮮半島と周辺地域における戦争の危機を高めている。

尹政権は韓米日軍事協力のために韓日関係の「改善」を一挙に図った。強制動員被害者の意向を無視して第三者弁済方式による解決策を強行し、世論調査では国民の約80%が「反対・心配」しているにもかかわらず、日本の放射能汚染水海洋投棄に事実上賛成するなど、対日屈辱外交を続けている。

尹政権は自身に反対する勢力を親北・反米・反日の「反国家勢力」と一方的に規定、罵倒し弾圧を加えている。これは冷戦時代さながらの「理念対決」の構図をつくることで国民を分断し、まずは来年の総選挙で勝利を狙う策略である。だが、ソウル江西区長補欠選挙で「国民の力」は大敗し、「政権審判」の民意は尹政権に打撃を与えている。

尹政権は財閥・大企業には減税と規制緩和の特恵を施す一方、高物価・高金利・高換率(為替レート)のもとで、効果的な経済政策が打ち出されないまま社会保障関連費が縮小されるなど、民生破たんを引き起こし、民衆を容赦なく苦しめている。

こうした中、「尹錫悦政権退陣運動本部」は三回にわたり汎国民大会を開催し、尹政権に対する民衆の天を衝く憤怒を共有。「生きられない かえよう!」との民意を集めて11月11日にソウルで「尹錫悦政権退陣総決起 退陣の広場を開こう!」を20万人規模で開催する。また10日まで「尹錫悦政権退陣大行進団」が全国を巡回中だ。

わたしたちもこの間、宣伝活動とプラカード・アピールを積極的に展開し、日本の地から11・11民衆総決起への支持を訴えた。朴槿恵政権の退陣を実現したキャンドル市民革命は民衆総決起が導火線となった。「11・11尹錫悦政権退陣総決起」を全的に支持し、尹政権退陣への大きなうねりをつくり出していこう。

こうした決意のもとに次のように決議する。

1.反民生・反民主・反平和の尹錫悦政権は退陣しろ!

1.「11・11尹錫悦政権退陣総決起」を全的に支持しよう!

1.わたしたちの力で自主・民主・統一を実現しよう!

2023年11月3日

11・11尹錫悦政権退陣総決起支持! 韓統連全国代表者会議 

参加者一同