かつての宗主国・日本の地で、旧植民地人である朝鮮人が生きるとはどういうことか。在日一世の父の死に臨み、その苦難の半生に思いを重ねつつ自己の存在をみつめた「労働者文学賞」受賞の表題小説のほか、日本社会に根を張り続ける民族差別の実態をリアルな生活実感から問うエッセイ、論考、書評等を収録する。
- 著者:黄英治
- 出版社:影書房
- 発売:2007年6月
- B6判/286頁
- ISBN978-4-87714-370-1 C0036
- 頒価:3,024円(税込)
かつての宗主国・日本の地で、旧植民地人である朝鮮人が生きるとはどういうことか。在日一世の父の死に臨み、その苦難の半生に思いを重ねつつ自己の存在をみつめた「労働者文学賞」受賞の表題小説のほか、日本社会に根を張り続ける民族差別の実態をリアルな生活実感から問うエッセイ、論考、書評等を収録する。