最新情報

その他

三千里鐵道が6.15共同宣言記念集会を開催…青木理氏と康宗憲顧問が対談

【2023年06月11日】

NPO法人三千里鐡道は6月11日、名古屋市内の東別院ホールで「6.15共同宣言23周年記念集会/青木理氏に聞く」を開催した。

三千里鐡道の都相太(ト・サンテ)理事長が主催者あいさつ。「青木理さんと康宗憲(カン・ジョンホン)さんの組み合わせ、これをぜひ見たいと思い、本日の集会に至った。非常に貴重な機会。しっかりと味わっていただきたい」と語り、辻恵氏(元衆議院議員・弁護士)が来賓挨拶した。

ジャーナリストの青木理氏と三千里鐵道の康宗憲顧問が対談。青木氏は韓日関係について「日本政府の強制動員問題に対する態度はまったくよくない。大法院判決を韓日の歴史戦の要素とするのではなく、帝国主義史観の克服、人権問題と捉え、日本は真摯に向き合うべきだ」と語った。康顧問は朝鮮半島の平和構築について「6.15共同宣言によって南北対話が加速し、朝日対話を促した。韓日関係においても、日本は『98年の韓日パートナーシップ宣言に戻ろう』という立場に立っているとはとても言えず、日本には韓日、朝日関係を改善する責務がある。状況は悲観的に見えても、必ず突破口はある。がんばっていこう」と語った。

対談後の懇親会では50名以上が参加し、各々の感想を共有した。

※写真-対談する康宗憲顧問と青木理氏