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ヒョスン・ミソン20周忌キャンドル精神継承6・11平和大会  

民プラス 2022.06.11

ヒョスン・ミソン20周忌、米軍処罰はいまだ足踏み状態

シン・ヒョスン、シム・ミソン二人の中学生が米軍装甲車にひき殺されてから20年。当時、遺家族を代理して加害米軍を告発したクォン・ジョンホ弁護士は、「当時、米軍を告発したが、真相究明、責任者処罰、SОFA(在韓米軍地位協定)改定はいまだどれひとつ実現していない」とし、重い負債の意識を感じると告白した。

11日ソウル市庁前で開かれた「ヒョスン・ミソン20周忌キャンドル精神継承6・11平和大会」で、クォン弁護士は「当時のキャンドルの要求は、この20年間足踏み状態だ」とし、「不平等な韓米関係を転換し、この地の戦争基地化に反対し、朝鮮半島の平和を実現することがヒョスン・ミソンキャンドル精神を完成する道」だと主張した。

大会では、全国の米軍基地周辺の市民団体参加者が、次のように基地撤去を要求し米軍犯罪を糾弾した。

△猛毒性発がん物質ダイオキシンが基準値の35倍と検出された龍山米軍基地、ここへ市民を招待することで、米国が負担すべき5兆ウォンに達する汚染除去費用に、免罪符を与えようとする尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を糾弾する。

△30年前、尹今伊(ユン・グミ)氏の残忍な殺害事件を起こした東豆川米軍基地、すでに返還されたはずだが、米軍は対中国包囲のためにいまだに残留している。

△ヒョスン・ミソンをひき殺した米第2師団が移転していった世界最大規模の平澤米軍基地、国際平和新都市と称しながら、毎日、戦闘機と軍用ヘリコプターが飛び交う戦争演習場だ。

△1兆ウォンをかけて建設中の群山セマングム新空港は、実際は米空軍が利用する滑走路、これは米国が対中国軍事圧迫のために朝鮮半島を前哨基地化する布石だ。

△米軍細菌実験室がある釜山港、「米国ならオーケーなのか、 細菌戦部隊は許せない、細菌実験するなら自国で行え」

△サード(高高度ミサイル防衛体制)基地へと向かう米軍の通行路を確保するために、韓国警察が韶成里の住民を踏みにじる公権力の乱用行為、「サードを抜いて平和を植えよう」

被害者はいるのに加害者がいない?

李長熙(イ・ジャンヒ)韓国外大名誉教授は「ヒョスン・ミソン事件は被害者がいるのに加害者がいない事件」だとし、「韓米SОFAの毒素条項のために殺人犯罪を断罪できなかった」と声をあげた。

続けて「当時の国民的憤怒は、米国の顔色ばかりうかがい手をこまねいてなすすべのない政府と、ごう慢な米軍の態度に向けたものだった」「民族自主性回復のための平等な韓米関係への改善は、政治圏にだけ任せておいてはならない」とし、尹錫悦政権の均衡を失い偏向した対米外交を批判した。

大会を準備した共同代表団は「国民へのアピール」を朗読し、大会の参加者は「この地は米国の戦争基地ではない!」「不平等な韓米関係の再定立!」と書かれたスローガン幕を高く掲げた。