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情勢解説

地方選挙、民主労総・進歩4政党が共同要求案と一本化候補を発表

【2022年5月16日】

民主労総と進歩4政党(正義党、進歩党、労働党、緑色党)は5月11日、ソウル市内で合同記者会見を開き、6月1日に投開票される地方選挙を控えて、共同要求案と一本化候補を発表した。会見に参加したヤン・ギョンス民主労総委員長と各政党代表らは、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が労働者・民衆と民族を危機に陥れると批判し、民主労総と進歩政党が「進歩陣営の団結により、不平等・格差社会の清算、6・1地方選挙の勝利、地方政治の新しい出発をつくり出す」と主張した。

共同要求案として①労働政策②労働者の生命と安全③ケア、医療の公共性④低賃金労働者、労働権の死角地帯に置かれた労働者⑤気候変動による産業転換―に責任を持つ地方政府(議会・行政)を実現することをあげた。

また、民主労総と進歩4政党の一本化候補232人を含む344人の民主労総候補・民主労総支持候補が発表された。民主労総候補は民主労総組合員、民主労総支持候補は非組合員のなかで民主労総が支持する候補を意味する。選挙管理委員会への候補登録は12日から2日間、一本化候補は最終的に増える可能性がある。

民主労総は「地方選挙で可能な限り多くの当選者を出し、地域政治に新しい風を吹き込み、進歩政治の新しい機運をつくり出す」とし、「地方選挙の成果を土台に、労働者の政治勢力化、進歩政治の団結を実現するために努力を続ける」と強調した。

民主労総と進歩4政党は6月1日、地方選挙において候補一本化を推進し積極的に支援することに合意(ニュースレター第28号、4月15日)。その後の着実な努力が共同要求案と一本化候補の合意に結実した。地方選挙において、共同要求案を掲げながら団結した進歩勢力の姿を示すことが、進歩勢力の再生と発展へとつながるはずだ。