情勢コーナー
情勢短信
国会議員32人、「国家保安法廃止法案」を発議
国家保安法廃止国民行動は同法制定から77年となる12月1日、国会本庁前で記者会見を開催し、923の市民社会団体の賛同を受けて32人の国会議員が「国家保安法廃止法案」を共同発議したと発表した。これは2004年以後では最大規模の共同発議。記者会見には同法による被害者とその家族が参加し、「国家保安法は過去の遺物ではなく現在進行形の暴力」だと証言した。参加者は記者会見文を通じて「国家保安法の77年はねつ造と人権じゅうりんの歴史だった」とし、「第22代国会はすぐさま国家保安法廃止に乗り出さなければならない」と強く要求した。
※写真-国家保安法廃止を訴える国会議員と市民団体



