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国家保安法廃止国民行動、月例行動
国家保安法廃止国民行動は10月16日、ソウル徳寿宮大漢門前で「麗水・順天抗争(※)77年 国家保安法廃止 月例行動」を開催し、「国家保安法は1948年制定以来、政権に批判的な市民、民主化・平和統一の運動家を弾圧する手段として使われてきた」「12.3内乱の完全な清算のために、戒厳が法的・思想的な根拠とした国家保安法の廃止はこれ以上のばせない時代的な課題」だと主張した。月例行動は国家保安法による被害者の証言、韓国大学生進歩連合の学生の発言、民衆歌手の歌などで進行した。同行動は毎月ソウルで国家保安法の廃止を要求する活動を継続するとしている。(※1948年10月、「済州4・3抗争」鎮圧のため出動命令が下った全羅南道麗水・順天の軍隊の「蜂起」。12月に国家保安法が制定された)



