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国家保安法廃止国民行動、月例行動を再開

「平和と人権のために、別れる決心 第3回国家保安法廃止月例行動」が6月12日、ソウル徳寿宮の石壁通りで実施された。国家保安法廃止国民行動が内乱事態で中断していた月例行動を再開したもの。国民行動のキム・ジェハ共同代表は「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は国民を赤狩りで追い込み、戒厳を試図し、国家保安法はその法的根拠となった」「同法は直接、被害者を生むだけでなく、国民の思想と表現の自由を委縮させる悪法中の悪法」と指摘。国家保安法が存在する限り、民主主義は完成されないとして、廃止のための大衆行動を続けようと訴えた。月例行動は毎月第2木曜日12時から同所で継続して実施し、新政府と国会がこの悪法に終止符を打つよう粘り強く活動を展開する計画。

※写真-国家保安法廃止を訴える参加者