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情勢解説

大統領選の各党候補、民主党は李在明氏、正義党は 沈相奵氏、進歩党は金在姸氏に決定

【2021年10月19日】

与党「共に民主党」は10月10日、大統領選挙の公認候補に李在明京畿道知事を選出した。同党は公認候補を決める予備選として、先月から権利党員(党費を納める党員)と代議員による全国11地区での地区投票と、一般党員と事前登録した一般有権者からなる「選挙人団」による計3回の選挙人団投票を実施した。李氏は地区投票と選挙人団投票の結果、累計で50.29%の票を獲得。李洛淵前党代表、朴用鎮国会議員、秋美愛前法務部長官を抑え、決選投票を経ずに公認候補に決まった。李氏は受諾演説で「国民が求める変化と変革を必ず完遂する」と強調。今回の大統領選挙は腐敗した既得権に大きく勝つ最後の闘いだとした上で、「未来と過去の対決、民生改革勢力と旧態依然とした既得権カルテルの対決であり、暗い過去に回帰するのか、希望の新しい国に向かって出発するのかを決めなければならない」と述べた。李氏の公認候補決定に文在寅大統領は祝賀メッセージを寄せた。

一方、第一野党「国民の力」は8日、公認候補選出に向け、候補を8人から尹錫悦前検事総長、洪準杓国会議員、ユ・スンミン前議員、元喜龍前済州道知事の4人に絞り込んだ。同党は11月5日、公認候補を選出する。正義党は10月12日、沈相奵元代表を公認候補として選出。進歩党は9月3日、金在姸代表を公認候補として確定した。

韓国社会世論研究所が10月11日に発表した調査結果によると、大統領選挙で李在明京畿道知事と尹錫悦前検事総長による一騎打ちになると仮定した場合の支持率は、李氏が35.8%で尹氏(33.2%)を2.6ポイント上回った。李氏と洪準杓国会議員による一騎打ちの場合でも、李氏が35.2%で洪氏(33.0%)を2.2ポイントリードした。ただ、いずれも差は誤差の範囲内。

李在明氏の党公認候補選出は自身が述べたように、根本的な変化と変革を求める民意を背景としたものであり、李氏はそれに応える決意を明らかにした。また自主を重視し積弊清算を貫徹する基本姿勢を堅持している。高く評価すべきだろう。