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情勢解説
国会は国家保安法廃止を求める世論に応えよ! 国民行動、全国大行進を展開
【2021年10月15日】
各界各層100余の団体で構成する「国家保安法廃止国民行動(国民行動)」は10月5~15日、済州島からソウルまで「国家保安法廃止全国大行進」を展開した。大行進は5 日、済州島の4・3記念館から出発して釜山、慶南、光州、大邱、首都圏など全国各地を経て15日、ソウル汝矣島国会議事堂に到着した。国民行動は9月28日に発表した報道資料を通じて、「5月に10万人国会同意請願を通じて広範囲な国民世論を確認したが、国会は相変らず動こうとしない。これは明白な職務放棄だ」と批判、「今回の大行進は、もう一度全国的な世論を集め、今回の国会会期のうちに必ず廃止せよとの国民の命令を伝えるためだ」と説明した。国民行動は下半期集中行動計画として25日からは国会前一人デモを展開する。
10万人国会同意請願を実現したにもかかわらず、国家保安法廃止に向けた国会の動きが鈍い。世論を大いに喚起して国会に圧力を加えていくとともに、大統領選挙の争点としても浮上させよう。