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韓米日・韓米空中訓練、米戦略爆撃機が参加

【2025年2月28日】
韓国国防部は2月20日、韓米両国が同日、朝鮮半島上空で合同空中訓練を実施し、米戦略爆撃機B1Bなどが参加したと発表した。第2期トランプ米政権発足後、米戦略資産が朝鮮半島に展開されるのは今回が初めて。B1B投入とICBMミニットマン3の試射(19日、米カルフォルニア)に対し朝鮮国防省は22日、談話を通じて「戦略的脅威には戦略的手段で応酬する」と反発した。また、韓米日3カ国は1月15日、朝鮮半島付近の公海上でB1Bが参加する空中訓練を実施したと発表した。 一方、自主統一平和連帯は2月25日、国防部周辺で記者会見を開き、3月中旬に予定される韓米合同軍事演習「フリーダムシールド」に対し、「内乱審判中に戦争演習とはなにごとか、朝鮮半島の緊張を激化させる軍事演習を中止しろ」と声をあげた。
※写真-20日に展開された韓米合同空中訓練