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「日朝全国ネット」発足、日朝交流の促進を図る

日本と朝鮮の民間交流を促進することを目的とした全国組織「日本と朝鮮を結ぶ全国ネットワーク」(日朝全国ネット)が2月8日、都内で結成総会を開催し発足した。結成総会には、平和フォーラムをはじめとする日朝友好連帯団体の代表やメンバー、朝鮮総連幹部らが出席した。総会では日朝国交正常化、在日朝鮮人の権利確立、東北アジアの平和と安定を活動方針として確認。保坂正仁(日朝議連共同代表)、中村元気(福岡県日朝友好協会会長)、藤本康成(平和フォーラム顧問)の3氏が共同代表に就任した。朝鮮総連の朴久好(パク・クホ)第1副議長は来賓あいさつで「朝日友好交流と関係正常化、朝鮮半島の反戦平和のための運動史に新しい1ページを刻む画期的なできごと」と強調し、日朝全国ネットとの連帯を表明した。朝鮮政府も祝電を送った。