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情勢短信

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【2024年7月26日】

-「拒否権拒否汎国民大会」開催

「チェ上等兵特検法拒否強力糾弾! 民生改革立法即時受け入れ! 拒否権拒否汎国民大会」が7月13日ソウル市内で開催された(大会後は行進)。主催は「拒否権を拒否する全国非常行動(全国非常行動)」と6野党。参加者は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の拒否権行使と権力乱用を厳しく糾弾した。

市民社会側では9月28日、全国同時開催形式で尹錫悦退陣大会を準備している。「全国民衆行動」と「尹錫悦政権退陣運動本部」は下半期闘争を通じて、民生改革と尹錫悦退陣を求める民意を退陣民衆大会(12月)へと集めていく計画。

チェ上等兵の1周忌を迎える7月19日には、全国非常行動の主催、「軍人権センター・軍死亡事件遺家族」の主管により、「チェ上等兵特検法拒否糾弾! チェ上等兵1周忌 軍死亡事件被害者追悼キャンドル文化祭」が開催された。

※写真-尹政権に抗議する参加者たち(7月13日)

-「8.15汎国民大会」記者会見

8月10日にソウルで開かれる「8.15自主平和大会」を知らせる記者会見が7月16日にソウル市内で開催された。大会名称は「戦争助長、韓米日・韓日軍事同盟推進 尹錫悦政権退陣! 8.15汎国民大会」で、大会後は米・日大使館と大統領室に向けて行進も予定。主催は「自主統一平和連帯」をはじめとする「8.15汎国民大会推進委員会」。推進委では事前行動として、20日までと8月8日までの2回にかけて大会趣旨に呼応する各界宣言を集めると共に、国内外300カ所で様々な平和行動を展開すると発表した。

記者会見参加者らは会見文を通じて「総選挙で国民の厳しい審判を受けたにもかかわらず、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は反省と政策転換をするどころか、むしろ意図的に戦争助長に邁進している」「尹政権をこのままにしては主権も平和も国民の安全も歴史正義も成し遂げられない」とし、政権退陣を求める意思を明らかにした。そして、主権と平和、歴史正義の実現に共感する各界の積極的な参与を訴えた。

※写真-記者会見の様子

-「自主連合準備委」発足

2月17日に解散した「祖国統一汎民族連合南側本部」は解散後、「新しい全国的な反米反帝自主の運動組織(新組織)」の結成準備を進めてきたが、7月18日にソウル市内で代表者会議を開催し「(仮称)自主連合準備委員会」を発足させた。同準備委が指導力・執行力の構築、会員の確保、地域・部門組織の建設など具体的な準備活動を展開し、公式に新組織を発足させる計画。

同準備委は新組織の性格を「反米反帝の旗の下、韓国社会の自主化に貢献する大衆的連合組織」と規定し、△反米闘争の日常化と全国化を通じた反米闘争力量の強化△民衆主導の大衆的な反米戦線の建設が新組織の役割となると説明した。

同準備委は代表者会議後、米大使館前で発足記者会見を開催し「韓米隷属同盟撤廃」を主張した。19日にはソウル市内で討論会「朝鮮半島 情勢展望と自主化運動の課題」を開催した。

※写真-「自主連合準備委」結成式