情勢コーナー
民主労総メーデー大会「労働者の力で尹錫悦政権を必ず追い出す」「いまは退陣だ」
【2024年5月10日】
全国民主労働組合総連盟(民主労総)は5月1日午後、3万余人の組合員が集まる中、ソウル光化門で「2024国際労働節(メーデー)大会」(ソウル・京畿地域)を開催し、「ヤン・フェドン同志の精神継承! 尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権退陣! すべての労働者の労働基本権保障!」をスローガンとして提示し、「いまは退陣だ」を全面に掲げた。統一ニュース(5月1日)の記事を紹介する。(一部省略)
ヤン・ギョンス委員長は大会辞を通じ「社会と歴史を発展させてきた主体であり、生産と社会の主人公」である労働者は「自身だけの利益ではなく全員の権利のためにともに立ち上がる」とし、労働権はく奪と民主主義き損、民意を無視する尹錫悦政権を労働者の力で必ず追い出すと明らかにした。
そして△国籍と人種、性別と障害の有無、雇用形態により差別されない平等な労働現場△安全が保障され気候危機と人口消滅、戦争の心配のない平和な社会△技術の発展とAIの導入が雇用の脅威となるのではなく、全ての生活を潤沢にするようにしようと述べた。
当面しては△労働者ならば誰もが労働組合をつくり組合活動ができるよう、損害賠償と差し押さえに脅かされないよう労組法を改正し△働く者は誰もが法の保護を受けられるよう勤労基準法を変え△プラットホーム労働が全面化される時代に労働者の権利のための産別交渉を保障し△政府の政策と財政が医療と福祉に向かうよう公共性を強化すべきだと強調した。
1時間半で大会を終えた組合員らは雇用労働庁までデモ行進し、市民らに労働者の要求と決意を伝えた。
この日のメーデー大会は仁川、忠北、大田、世宗・忠南、全北、光州、大邱、慶北、釜山、蔚山、慶南、江原、済州をはじめ14の地域本部で同時に行われた。
原文 https://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=210583
※写真-民主労総のメーデー大会(ソウル光化門)