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情勢解説
今年前半期の韓米合同軍事演習、来月4日から11日間…韓米は戦争挑発を中止しろ!
【2024年2月23日】
今年前半期の韓米合同軍事演習は来月4日から14日まで11日間、実施される。
韓国政府関係者は2月5日、「来月の『自由の盾(フリーダム・シールド、Freedom Shield、FS)』合同演習はコンピューターシミュレーションを利用し進行される」とし、「北の核・ミサイルを含む軍事的挑発シナリオを想定し、合同防衛態勢を点検する予定」と明らかにした。
韓米は従来、演習を1部(防御)・2部(攻撃)に分け9日間、実施してきたが、昨年からは1・2部の区分なしに11日間連続で行い、今年も同様に進行する予定。また多数の野外実動機動演習も実施する。FS合同演習は師団級合同上陸演習と20余の韓米合同野外機動演習を過去の「フォール・イーグル」演習の水準で行う計画。韓米海兵隊が参加する双竜合同上陸演習を手始めに、合同攻撃ヘリ射撃演習、合同海上哨戒作戦などを進行する。
朝鮮はFSなど合同演習を「北侵戦争演習」と規定しており、先月28日、韓米合同演習と米国戦略資産の朝鮮半島への配置を取り上げ、「もし戦争の導火線に火がつく場合、われわれの無慈悲な征伐の目標になる」と警告した。
韓米は戦争を挑発する合同軍事演習を直ちに中止しなければならない。
※写真-昨年実施された韓米合同軍事演習