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民主労総第77回臨時代議員大会開催…政治・総選挙方針を樹立
民主労総は9月14日、京畿道高陽市内で第77回臨時代議員大会を開催し労働者政治勢力化のための政治方針と総選挙方針を確定した。民主労総ホームページから報道資料(9月14日)を紹介する。
民主労総は9月14日、京畿道高陽市内で在籍代議員1848人中957人の代議員が参加する中、第77回臨時代議員大会を開催し労働者政治勢力化のための政治方針と総選挙方針を確定した。
4月24日の第76回臨時代議員大会以後、民主労総は全国巡回討論会などを通じて提出された方針を集中論議、今回代議員大会に提出する政治方針(案)を確定し、争点と異見が存在した総選挙方針(案)を中央執行委員会の単一案として提出するために、二度にわたる徹夜の中央執行委員会などを経て、本日単一案の提出に至った。
大会辞を通じてヤン・ギョンス委員長は「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は梨泰院惨事、日本の放射能汚染水放出、五松惨事、洪範図(ホン・ボムド)将軍に対する死後処刑惨事、労働権への攻撃・はく奪、富裕層には減税を施し庶民には公共料金暴騰を投げつける権力」だと批判、「民主労総の政治勢力化についてこれまでの反省的評価を基盤に、直接政治を具現する新しい政治勢力化を図ろう」「2024年総選挙を準備し進歩政治の団結を成し遂げ、うんざりする既得権両党政治に終止符を打とう」と訴えた。
提出案に対し質疑と多様な意見表明、賛否討論を行った代議員は933人の在席人員を確認し、表決を通じ政治方針と総選挙方針を樹立した。
政治方針、総選挙方針を樹立した民主労総は「2024年総選挙で尹錫悦政権退陣と不平等体制転換闘争を強化し保守両党体制を打破し、進歩政治勢力が強力な代案政治勢力へ跳躍することを目標に闘争すること」「当面して労組法2・3条改正闘争と鉄道など社会公共性を守る闘争に力を集中すること」を特別決議文を通じて明らかにした。
民主労総 政治方針
1.民主労総は社会を変える労働運動の戦略を樹立、実行し社会的影響力を高めていくことと同時に、直接政治を通じて労働者政治勢力化を推進する。
2.民主労総は進歩政党を含め進歩政治勢力の結集された力をつくり、労働者執権と社会変革を目標に労働者政治勢力化を推進する。
3.民主労総は現場と地域の力を集めて韓国の社会体制転換と進歩改革のための大衆闘争と政治改革闘争を伴う労働者政治勢力化を推進する。
4.民主労総は農民、貧民など進歩民衆勢力および進歩政党と相互尊重し団結、連帯し、労働中心性が確保できるよう労働者政治勢力化を推進する。
5.民主労総は多様な進歩的価値と志向を尊重し進歩政治勢力の連帯連合水準と団結を高め、これを土台に労働中心の進歩政党建設を推進する。
民主労総の団結と進歩政治勢力の連帯連合実現のための総選挙方針
1.民主労総は2024年総選挙で労働者直接政治具現のために下から組織的決意と力量を集め、進歩政治勢力の連帯連合を実現する。これを土台に尹錫悦政権退陣と不平等体制転換闘争を拡大・強化し、進歩政治勢力が強力な代案政治勢力へ跳躍することを目標にする。
2.民主労総は組織内外の多様な進歩的価値と志向を尊重し、進歩政治勢力の連帯連合実現と団結の水準を高めるために、民主労総が支持する進歩政党と信頼と合意により連合政党建設から政策連帯、候補一本化、共同選挙運動まですべての可能性を開き総選挙共同対応を積極推進する。
3.民主労総は現場と地域で親資本保守両党体制打破のための政治制度改革闘争と直接政治、体制転換運動大衆化のための政治事業を全面化し、総選挙で勝利するために進歩政党と「韓国社会大転換民主労総・進歩政党総選挙共同対応機構」を構成する。
4.民主労総は親資本保守両党支持のための組織的決定はもちろん、前・現職幹部の地位を利用し親資本保守両党を支持する行為を禁止する。
5.民主労総は総選挙評価に基づき労働者政治勢力化と政治方針(案)履行のために進歩政治勢力と共同論議機構を構成する。共同論議機構は信頼と合意により運営し、2026年地方選挙までに連合政党建設を目標にする。
原文