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情勢解説

韓米合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・シールド」15日から展開

【2023年8月4日】

18日に米ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドで開催される韓米日首脳会談に合わせ、大規模な韓米合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・シールド(乙支・自由の盾、UFS)」が上半期に続いて下半期も実施される。

UFSは15~18日は事前演習、21~25日は「防御」、28~31日は「反撃」の順序で行われる。

韓米軍当局は韓米同盟70年を掲げて、下半期のUFSも最大規模で実施する計画。予想される米戦略資産(戦略爆撃機、戦略原潜など)の展開は朝鮮を強く刺激し、反発する朝鮮との間で軍事緊張が極度に高まるのは間違いない。

韓米日首脳会談では対朝鮮・中国・ロシアを念頭にした<韓米日軍事協力の強化=韓米日軍事同盟化⇒韓米日軍事同盟構築>が協議されるものと思われる。

停戦70年を迎え朝鮮半島の平和実現を願う世論が高揚する中で、韓米日軍事協力を強化し韓米合同軍事演習を実施することは、朝鮮半島に戦争の危機をもたらす反平和的行為だ。合同軍事演習の中止を強く求め軍事協力の強化に反対する。