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民主労総・建設労組「尹錫悦審判決意大会」を開催…5月総決起・7月全面ストで対抗

【2023年3月3日】

尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は「無能・無責任」により自らが招いた民生破たんの厳しい状況を、労働者、特に建設労働者をやり玉にあげて攻撃することで責任転嫁しながら、あわせて局面転換を図るとともに、民主労総など反対勢力を徹底して封じることに躍起となっている。こうした弾圧に対して建設労組を含めて民主労総は2月28日、「尹錫悦審判決意大会」を開催し、尹政権との対決姿勢を鮮明にした。統一ニュースの記事(3月1日付け、一部省略)を紹介する。

民主労総、「5月総決起・7月全面ストで尹錫悦政権審判」を決意

4万3千組合員、「民生破たんを建設労働者に責任転嫁、尹錫悦審判決意大会」開催

「建設労組弾圧糾弾! 反労働尹錫悦政権審判! 民主労総決意大会」が2月28日午後3時、ソウル世宗路崇礼門前で43000余人の組合員が参加するなかで開かれた。

民主労総は報道資料を通じて、建設労組に対する弾圧は労働改悪推進のための政治的布石だとしながら、全組織力量を投入して建設労組弾圧を防ぎ抜き、5月総決起と7月全面ストで尹錫悦政権を審判すると決意した。

大会場周辺には金属労組、公務員労組、公共運輸労組、事務金融労組、全教組、民主一般連盟など民主労総の産別労組が大型の幕を掲げ、闘う建設労組を応援し連帯闘争の意志を誇示した。

民主労総のヤン・ギョンス委員長は大会辞を通じて、「1%の富裕層、財閥には減税し、営業社員を自任する大統領は労働者の権利をはく奪し、庶民の生計は破たんしている」「1週間に69時間奴隷労働をしろと強要し、派遣法を拡張してさらに多くの非正規職をつくるという」と指摘した。

特に「造船業下請け労働者の切迫した闘争を従北だと罵倒し、裁判所の判断とは正反対に会計帳簿を公開しろと脅迫して腐敗集団だと追い込み、現場の安全と透明な雇用秩序のために努力した建設労組を結局は暴力集団と罵倒し、根絶するという」とし、これは「法治ではなく暴治であり、公正ではなく不平等」だと断固糾弾した。

続けて「尹錫悦政権が関心を持って覗き込まなければならないのは労働組合の会計ではなく、国民の苦痛だ。物価暴騰と金利引き上げで苦痛を受ける庶民に暖房費爆弾(暖房費の急騰・暴騰)を投げたのは誰なのか」と問いながら、「庶民生計は放り出し検察集団の頭目となってしまった尹錫悦大統領、分裂と葛藤を助長し公安弾圧で守旧保守勢力の先鋒隊となってしまった尹錫悦政権ではないのか」と強く批判した。

「建設労組が弾圧される理由は民主労総の先頭に立っているからであり、建設労組に対する弾圧は民主労総に対する弾圧だ」「民主労総はすでに7月全面ストを決定し、また政権が全面的な弾圧をすれば、いつでもすぐさま全面スト闘争に突入する。建設労組に対する全面的な弾圧に民主労総はすべてをかけてともに闘う」と決意した。

建設労組のソン・チャンフプ副委員長は「(最近、光州高裁で「建設現場の慣行である月例費を賃金としてみなすべき」との判決が出たなかで)建設会社が不正の温床であり無法の主犯なのに、建設労働者だけを厳しく取り締まっている」と強く非難した。

「われわれ労働者は政府の恐喝と脅迫におびえず、力を出し弾圧を粉砕し、現場の主人公として良好な職場をつくっていこう」と力強い闘争意志を伝えた。

金属労組のユン・ジャンヒョク委員長は連帯発言を通じて、最近、金属労組慶南支部と巨済の造船下請け支会に対する国情院の家宅捜索について「古びたアカ攻撃で労働運動を罵倒し金属労組に弾圧を加えている」と糾弾しながら、「金属労組は建設労組、民主労総とともに尹錫悦政権の労働弾圧、労働改悪阻止と労働基本権獲得のために力づよく闘う」と明らかにした。

建設労組のチャン・オッキ委員長はまとめの発言を通じて、「本日の闘争は、第一に尹錫悦政権の弾圧に抗し、弾圧には闘争で弾圧には抗争で立ち向かう決意をするためのもの。第二に尹錫悦政権と建設資本に建設労働者の最終の厳しい警告をするためのもの。第三に建設現場の主人公は建設労働者であることを堂々と宣言し、さらに深く現場のなかに入り建設労働者の生存権を死守する決意を集めるためのもの」だと明らかにした。

大会を終えた集会参加者は代表団を先頭に龍山・大統領執務室(三角地駅)まで尹錫悦政権糾弾のスローガンを力強く叫びながら行進した。

原文 http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=207369