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韓統連神奈川本部が第5次定期総会開催…文世賢代表委員が再選
【2025年06月01日】

韓統連神奈川本部は6月1日、川崎市内で第5次定期総会を開催した。
文世賢(ムン・セヒョン)代表委員が主催者あいさつ。「韓統連神奈川を組織体として確立するために、規約に従った運営を徹底していく。明後日はいよいよ韓国大統領選だ。新しい時代を迎えるに当たり、わたしたちの運動の方向性を確認していきたい。本総会を契機に、自主・民主・統一運動をより力強く推進していこう」と語った。
中央本部の宋世一(ソン・セイル)委員長が激励あいさつ。「いよいよ明後日が大統領選だ。焦点は圧倒的政権交代を成し遂げられるかどうかであり、歴史的な転換点を迎える選挙となるだろう。神奈川本部はこれまで情勢学習会を中心に活動しており、地方本部の中でも熱心に学習している本部と言える。次の課題は、どのように学んだことを実践していくかだ。積極的な論議を期待したい」と語った。韓統連大阪本部、兵庫本部からの祝賀メッセージが紹介された。
会員の李眞希(イ・ジニ)氏が議長をつとめ、議案を審議。活動方針では△韓統連中執委の一員として自主・民主・統一運動の発展に寄与する△韓統連中執委における神奈川本部の位置と役割を自覚し、神奈川本部の組織強化・整備はもちろん、全体組織の強化にも寄与するの2項目を提起。事業計画として△「光復80年平和大会」への参加△情勢学習会の継続△レクリエーション活動の企画△日本語版「野蛮の時間」出版記念会への参加、学習会の開催が提起され、参加者の拍手で採択された。
役員改選では文代表委員が再任し、新たに李眞希氏が副代表委員に選出。金承民(キム・スンミン)事務局長が再任し、李耕植(イ・ギョンシク)顧問が常任顧問に推戴された。
金事務局長が閉会あいさつ。「これまで神奈川本部は地域の同胞とともに祖国とつながってきた。厳しい闘いだが、人生を共にし、未来をつくっていく仲間がいることがとても素晴らしいことだ。これからの時代をつくっていくような同胞とつながっていきたい」と語った。
総会終了後、宋委員長による記念講演。今回の大統領選について「『光の革命』は市民の力によるところが大きい。今回の選挙は民主憲政守護勢力と内乱勢力の闘いであり、決して負けてはならない闘いだ。圧倒的な勝利で、内乱勢力を清算しなければならない」と強調。「広場大選連合政治市民連帯‐諸政党 連席会議」共同宣言を取り上げ、「市民と野党による共同政治綱領であり、李在明(イ・ジェミョン)候補が当選した際には、『広場』との約束を守らなければならない」と指摘し、進歩政党、市民の力の強化を課題として上げた。「今後誕生するであろう李在明政権は連合戦線から連合政府へと発展していかなくてはならない。そうしてこそ、自主的民主政府の展望が見えてくるだろう。わたしたちも国内の進歩勢力、市民とともに意識的に取り組んでいこう」と語った。
※写真-運動方針を提案する文世賢代表委員