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韓統連大阪本部が「ウリ現代史セミナー」を開催…解放と分断について学習

【2022年07月17日】

韓統連大阪本部は7月17日、KCC会館(大阪市生野区)で「韓統連セミナー2022 シリーズ『ウリ現代史』の第1回「解放と分断~新祖国建設に向かう怒涛の時代~」を開催した。

金隆司(キム・ユンサ)代表委員が主催者挨拶。「朝鮮半島の現代史は東西冷戦の中で南北が分断されるというところから始まる。セミナーでは報告を聞くだけではなく、参加者皆さんと討論を通じ学び、認識を深める場としていきたい」と語った。

金昌範(キム・チャンボム)副代表委員が報告。金副代表は解放直後の祖国の状況について「1945年8月15日、日帝の植民地支配から解放された朝鮮では、すぐに朝鮮建国準備委員会が結成され、独立に向けた動きを加速化させたが、12月に米ソ英によるモスクワ外相会談で、5年間の信託統治が出された」と解説し、「信託統治については、わい曲報道などもあり朝鮮民衆の大半は反対の立場だった」と指摘。第1次米ソ共同委員会の開催(1946年3月)以降の右派・左派の考えと米ソの思惑、南北連席会議(1948年4月)開催までの動きについて詳細に解説しながら、連席会議開催の意義について「金九(キム・グ)氏など右派民族主義者が積極的に行動し、南において統一運動の根を張る大きなきっかけとなった」と語った。

報告後は活発な質疑討論が行われ、金昌五(キム・チャンオ)副代表委員が閉会あいさつした。第2回は9月11日、KCC会館で開催。