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大阪本部が韓統連セミナーを開催…金昌範代表委員が報告
【2025年03月16日】

韓統連大阪本部は3月16日、大阪市内で〈第2回韓統連セミナー「韓国の反戦運動と米軍」〉を開催した。
金昌範(キム・チャンボム)代表委員の主催者あいさつ後、崔誠一(チェ・ソンイル)事務局長が韓国情勢を報告し、△尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領拘束取り消しの問題点△尹大統領の即刻罷免を訴える韓国民衆の闘いについて報告した。
金代表委員が「韓国の反戦運動と米軍」をテーマに報告。韓国の反戦運動について「朝鮮戦争を契機に韓米相互防衛条約が締結され、米軍が韓国の軍事統帥権を掌握し、現在も韓国軍は米軍に従属している」「1980年の光州民衆抗争を通じて、それまで反米の無風地帯と言われていた韓国で反米反戦運動が台頭してきた。その後、1992年に起こった米兵による尹今伊(ユン・グミ)氏殺害事件など、米軍による犯罪への怒りが反基地・反米運動へとつながっている」と報告。
韓国の反戦平和運動については「朝鮮半島の軍事緊張激化と戦争準備を進める米国との闘い無しに、平和を進めることはできない。特に停戦(準戦時)状態が米軍駐留の理由となっている中で、平和協定締結に向けた闘いは不可欠だ。一方で、南北の和解と統一への動きを推進することで、民族内部から戦争の要因を除去するための営みが引き続き必要だ」と語り、今後の課題として△親米極右勢力を追い込むこと△対米従属を克服できる政府をつくることを提示した。
質疑討論後、孫啓榮(ソン・ゲヨン)副代表委員が閉会あいさつした。
※写真-報告する金昌範代表委員