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「故・太倫基弁護士の名誉回復を求める11・26市民の集い」開催…名誉回復を要求

【2023年11月26日】

「在日韓国良心囚同友会(同友会)」などの主催で11月26日、大阪市内で「11・22事件48周年 故・太倫基(テ・ユンギ)弁護士の名誉回復を求める11・26市民の集い」を開催した。

同友会の李哲(イ・チョル)代表の主催者あいさつ後、「民主社会のための弁護士の集い」の曺永鮮(チョ・ヨンソン)会長が「故・太倫基弁護士の懲戒処分の真相と名誉回復の道」をテーマに基調講演した。曺会長は講演を通じ「太弁護士は70年代、80年代の独裁政権時代に、多くの在日韓国人良心囚らの弁護を担当した勇気と使命感を持った弁護士だったが、国家安全企画部の謀略によって韓国法務部の懲戒委員会で懲戒処分(弁護士資格停止3年)を受け、不当な懲戒処分は現在も撤回されていない」と語り、「この間、家族などが中心となり懲戒処分の真相と名誉回復のための活動を行ってきた結果、今年10月、『第2次真実と和解のための過去事整理委員会』が懲戒処分の真相究明のための調査開始決定を下した。必ず懲戒処分の真相究明と名誉回復を勝ち取る」と強調した。

太弁護士の家族があいさつし、「孫裕炯(ソン・ユヒョン)さんを支援する会」の山田隆嗣さんが閉会あいさつした。

※写真-講演する曺永鮮弁護士(左)