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第28回統一マダン生野プレイベントを開催…康宗憲代表が講演

【2023年08月27日】

第28回統一マダン生野実行委員会は8月27日、9月17日に開催される統一マダン生野のプレ企画として、「朝鮮半島とアジアの平和を考えるつどい」をクレオ大阪中央セミナーホール(大阪市天王寺区)で開催した。

金昌範(キム・チャンボム)実行委員長(韓統連大阪本部副代表委員)が主催者あいさつし、マダンの開催趣旨を解説。朝鮮戦争の始まりから停戦協定締結に至る経過を解説しながら、平和協定について「朝鮮戦争を完全に終わらせるための公式な約束」と語った。

金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が7月22日にソウルで開催された「停戦70年 朝鮮半島平和行動」を、韓統連母国訪問団の活動とともに報告。訪問団に参加した中山茂さんから感想が述べられ、活動の成果を共有した。

康宗憲(カン・ジョンホン)韓国問題研究所代表が「朝鮮半島の戦争と平和」をテーマに講演。康代表は歴代の米国政府に共通する朝鮮への敵視政策について△韓国軍の作戦指揮権を掌握し、朝鮮の軍事制圧を目的とする韓米合同軍事演習の定例化△朝鮮の体制崩壊・政権交代を圧迫するための手段としての経済制裁などを指摘し、「朝鮮の核兵器、弾道ミサイル開発は朝米敵対関係の産物」と語った。今後の課題として「朝鮮戦争の平和協定を結ばなければ朝鮮半島の平和、東アジアの平和は実現しない」とし、韓国および日本における平和運動の重要性を訴えた。

質疑応答後、金昌範実行委員長が統一マダン生野の内容を紹介した。

※写真―講演する康宗憲代表