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大阪本部

7・18韓統連セミナー

【2021年07月18日】

韓統連大阪本部主催の韓統連セミナー2021「列強の侵略と闘う民衆~激動する世界史と朝鮮民族の前途~」が7月18日(日)、KCC会館(大阪市生野区)で開かれた。

緊急事態宣言が解除されて、最初の大阪本部主催の行事には会員及び地域同胞、日本人が参加する中、金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が主催者挨拶を通じ「今回から3回シリーズで私たち民族の近代史を学びます。なぜ日本は朝鮮半島を侵略したのか?二度と侵略されないためには何が大切なのかなどをセミナーを通じて共に学んでいきましょう」と語った。

次に、金昌範(キム・チャンボム)副代表委員が報告を行った。金副代表は報告の中で▲イギリスの産業革命とアヘン戦争を契機に欧米のアジア侵略が本格化、▲清国の「洋務運動」に閔氏政権が動揺し開国へと進み、「壬午軍乱」や「甲申政変」といった政権内外の葛藤、▲乙巳保護条約の締結と抗日義兵闘争の拡大などが解説され、最後に、この時代の教訓として「自国の主権を守るためには、自主外交の理念が確固としなければならない」述べるとともに、「どのような状況でも国を活かす力の源泉は民衆」と語った。

報告後、崔誠一(チェ・ソンイル)事務局長が韓米合同軍事演習中止と国家保安法廃止を求める全国キャンペーンの協力要請を行った後、報告に対する質疑討論が行われた。

その後、全日建連帯労組近畿地方本部執行委員長の垣沼陽輔さんから、7月13日に開かれた武建一関西生コン支部執行委員長などに対する大阪地裁判決公判の報告とセミナー参加者からアピールが行われ、最後に金昌五(キム・チャンオ)副代表委員が閉会挨拶を行い、セミナーは終了した。