最新情報

大阪本部

韓統連大阪本部が時局講演会を開催…朝鮮半島の平和と統一をアピール

【2022年12月04日】

韓統連大阪本部は12月4日、KCC会館(大阪市生野区)で「韓統連大阪本部時局講演会 新冷戦下の朝鮮半島 私たちの手で平和と統一を!」を開催した。

金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が主催者あいさつ。「今年の情勢の特徴はロシアによるウクライナ侵攻と、米国をはじめとする新冷戦体制が具体化されたこと」と述べ、「情勢認識を共有しながら朝鮮半島での戦争反対、平和実現の声を上げていこう」と語った。

金昌五(キム・チャンオ)副代表委員が「新冷戦下の朝鮮半島情勢」をテーマに講演。金副代表委員は、ロシアによるウクライナ侵攻について「世界の多くの国々が自国の国益を守るため、米国主導のロシア制裁に同調しないか消極的な姿勢をみせている」と指摘しながら、「ロシアとウクライナは即時停戦交渉に入らなければならない」と語った。

今年発足した尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権については「尹政権発足以降、韓米合同軍事演習の再開と初めて韓日間の軍事演習が実施された。今後、韓米日合同軍事演習も行われる可能もあり、どの時よりも朝鮮半島の軍事緊張は高まっている」と述べるとともに、「最近、梨泰院惨事が起こり、早期の幕引きを図ろうとする尹政権に対する韓国民衆の怒りは、尹錫悦政権退陣運動にまで高まっている」とし、「惨事の真相究明と責任者処罰、被害者への謝罪などを徹底しなければならい」と語った。

そして最後に、私たちの課題として△尹政権の戦争政策反対、△韓米合同軍事演習の中止と韓日軍事協力反対、△対朝鮮敵視政策の転換を指摘しながら、「2023年が平和と繁栄の年となるよう力を合わせて頑張っていこう」と訴えた。

講演後は質疑応答と意見交換が行われ、最後に金昌範(キム・チャンボム)大阪本部副代表委員が閉会挨拶を行った。

講演会後は交流会が開かれ、スライドを通じ韓統連大阪本部の2022年の主な活動を振り返るとともに、参加者からのスピーチなどを通じ親睦と交流を深めた。

※写真-金昌五副代表委員の講演