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大阪本部がセミナーを開催…国家保安法問題を学習

【2022年11月20日】

韓統連大阪本部は11月20日、大阪市生野区のKCC会館で韓統連セミナー「シリーズ『ウリ現代史』」第4回「国家保安法をなくすために」を開催した。

金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が主催者挨拶。「韓国では民主化が進んでいるが、悪法中の悪法である国家保安法は未だに存在している。国家保安法をなくすためにはどうしたらよいのか、報告と討論を通じて認識を深めよう」と語った。

崔誠一(チェ・ソンイル)事務局長が10月25日から28日までソウルで開催された在日同胞招請事業「分断に立ち向かった人々、在日同胞との同行」を報告。招請事業について「国家人権委員会などに対して韓統連の反国家団体規定の不当性や、解決のための課題として国家保安法撤廃を直接訴えたことは大きな成果」と評価した。

金昌範(キム・チャンボム)副代表委員が国家保安法について報告。同法の制定や問題点について解説するとともに、歴代独裁政権が国家保安法を悪用し民主・統一団体および人士を弾圧してきた事例を詳しく解説した。

金副代表委員は「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に国家保安法撤廃の気運が高まったが、保守勢力の猛反発などによって撤廃には至らなかった」と指摘。「国家保安法撤廃の根拠となる南北交流、統一運動を公開的に堂々と続けることなしには、国家保安法を維持しようとする勢力には打ち勝てないだろう」と、南北交流と統一運動の重要性を訴えた。

(写真-報告する金昌範副代表委員)