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「第16回ハナ・マダンあまがさき」開催…朝鮮半島の平和と統一をアピール
【2025年11月02日】
「つながろう尼崎から つなごう平和の輪』をテーマにした「第16回ハナ・マダンあまがさき」が11月2日、尼崎市内で開催された。主催は韓統連兵庫本部、韓青兵庫県本部を中心とした実行委員会。
朴美香(パク・ミヒャン)実行委員長が主催者あいさつ。「韓国では6月に新しい政権が誕生した。しかし『分断』はいたるところに残っており、わたしたちは立場や背景をこえて対話を重ねていかなくてはならない。マダンを通じて、朝鮮半島の平和が東アジアの未来とつながっていることを感じてほしい」と語った。松本眞尼崎市長が連帯あいさつした。
会場には多くの屋台が並び、参加者は豊富な多彩な料理に舌鼓をうった。韓統連兵庫本部は企画コーナーを設置。朝鮮半島に平和の鳩のシールを貼り付ける企画を行い、来場者の関心を集めた。会場横には子ども広場を設営し、家族連れが遊具を楽しんだ。
今回、忠清北道・堤川ガンジー学校の生徒17名が在日コリアンの歴史と文化を学ぶために来日。マダンに参加し、在日同胞の歴史や統一に対する思いを学ぶとともに、ステージにも出演。民族楽器演奏やK-POPダンス、歌に合わせて踊る「律動」を披露した。ステージでは朝鮮学校生の吹奏楽演奏や在日同胞のコメディアンによるトークショーやバンド演奏、部落解放同盟の子供三味線などが披露された。韓国から「玄美&金松」という伝統芸能家も参加し、パンソリと民謡を披露。多彩な演目で会場は大いに盛り上がった。
フィナーレではガンジー学校生による農楽と朝鮮民謡の歌で観客が一体となり、「ウリエソウォン(我らの願いは統一)」を合唱。統一への思いを共有した。
※写真-ステージでダンスを披露するガンジー学校の生徒たち
「第16回ハナ・マダンあまがさき」関連の記事が韓国のインターネットメディア「オーマイニュース」で紹介されました。
https://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0003181294



