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兵庫本部

「第28回統一マダン神戸」開催…朝鮮半島の平和と統一をアピール

【2025年05月11日】

「第28回統一マダン」が5月11日、神戸市内で開催された。主催は韓統連兵庫本部、韓青兵庫県本部を中心とした実行委員会。今年は「朝鮮半島に平和と統一を! 出会いが理解を! 理解が平和を! ともにつくり出そう 子どもたちの未来を!」をスローガンに掲げ、多くの在日同胞や日本人が参加した。

神戸中華同文学校の獅子舞によるオープニング後、崔孝行(チェ・ヒョヘン)実行委員長(韓統連兵庫本部代表委員)が主催者あいさつ。「4月4日に韓国市民の力によって尹錫悦(ユン・ソンニョル)が罷免された。今こそ、内乱勢力を清算し、社会大改革を進めなければならない。統一マダンの中でみなさんの心と力を一つにし、統一への新しい未来をつくり出していこう」と訴えた。

会場には朝鮮料理をはじめとする多彩なメニューを揃えた屋台が出店し、参加者は舌鼓を打った。展示コーナーでは朝鮮半島の統一への歩みや阪神淡路大震災の記録を展示。参加者の注目を引いた。

舞台では、おーまきちまきさんの反戦平和の歌唱、子供たちのエイサー(沖縄伝統舞踊)、三田太鼓、キッズダンスが披露され、神戸朝鮮高校は舞踊部と吹奏楽部が出演。会場を沸かせた。劇団石(トル)のきむきがん氏による祖国統一をテーマにした独り芝居「ホルロアリラン」は笑いと涙を誘い感動を与えた。

フィナーレでは川口真由美氏が「アリラン」を熱唱。「ウリエソウォン」(わたしたちの願いは統一)を参加者全員で歌い、祖国統一への願いを共有した。

※写真-会場を行進しながら統一をアピールする参加者