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兵庫で「第15回ハナ・マダンあまがさき」開催…朝鮮半島の平和統一をアピール

【2024年11月03日】

「第15回ハナ・マダンあまがさき」が11月3日、兵庫県尼崎市内で開催された。主催は韓統連兵庫本部と韓青兵庫県本部を中心とした実行委員会。会場には地域の在日同胞や日本人が来場し、舞台演目や屋台料理などを楽しんだ。

朴美香(パク・ミヒャン)実行委員長が主催者あいさつ。「多様なプログラムを通じて、朝鮮半島の平和統一が東アジアに暮らすわたしたちにとって大切な課題であるということを知ってもらいたい。マダンを通じて新たな絆を結んでほしい」と語り、尼崎市の松本眞市長が祝賀あいさつした。

展示コーナーでは韓統連兵庫が朝鮮半島の戦争危機を伝えるため、各国の言語で「平和」を意味するシールを朝鮮半島の地図に貼り付ける展示物を設置。参加者の注目を集めた。

舞台では朝鮮学校生徒による吹奏楽や朝鮮舞踊、子どもたちの三味線演奏やキッズダンス、在日同胞と日本人の青年たちによるバンド演奏、沖縄民謡の演奏などが披露された。

韓国からのゲストとして全州の芸術集団「ファドゥフェ」、6・15市民合唱団が来日。ファドゥフェはピエロに扮したメンバーが大道芸を演じ観客の笑いを誘い、6・15市民合唱団は「カジャトンイルロ(行こう、統一へ)」など、朝鮮半島の平和と統一の思いを込めた歌声を会場に響き渡らせ、参加者は感動に包まれた。

フィナーレでは、「ウリエソウォン(わたしたちの願いは統一)」を参加者全員で力強く歌い上げ、統一への願いを共有した。

※写真-ステージ上で統一の歌を熱唱する参加者たち