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兵庫本部
兵庫で韓統連セミナーを開催…米国の支配と干渉を批判
【2023年07月09日】
韓統連兵庫本部は7月9日、神戸市内でセミナー「朝鮮戦争『休戦協定』締結70年―「平和協定」で戦争のない朝鮮半島を―ハトはなぜ飛び立つことができないのか」を開催した。
崔孝行(チェ・ヒョヘン)代表委員が主催者あいさつ。「長い間、開催ができなかった兵庫セミナーを今後は年に1~2回は開催したい。このセミナーを、参加者のみなさんといろんな問題を考える場としたい」と述べた。
平和協定締結に向けた韓国内での取り組みを紹介する映像を観賞後、韓統連大阪本部の金昌五(キム・チャンオ)副代表委員が「戦争の危機を克服して、平和と繁栄の時代を切り開こう!」と題し講演。
金副代表委員は、日本による朝鮮への蔑視感の原因と現在に至る過程を、「慰安婦」問題や「強制動員被害者(元「徴用工」)」問題等を関連付けて解説。米国に対しては解放後における米国の侵略と支配の問題を指摘し、「停戦協定以後の在韓米軍駐屯は停戦協定違反だ」と批判。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領については「米日と一体となって朝鮮を敵視し軍事緊張を高めている政権だ」と非難した。
今後の課題として「平和を願う韓国民衆の闘いに連帯し、次回大統領選挙で勝利し自主的民主政府を樹立すること。それが朝鮮半島のみならず世界の平和と繁栄につながる」と強調した。
学習会後、平和協定の締結を要求するプラカード・アピールを展開した。
※写真ー報告する金昌五事務長