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兵庫本部

第26回統一マダン神戸を開催…雨の中でも大盛況

【2023年05月14日】

5月14日、神戸市内で「分断の悲しみの涙を 統一の歓喜の涙に!」のスローガンに掲げ第26回統一マダン神戸が開催された。主催は韓統連兵庫本部・韓青兵庫県本部を中心とした同実行委員会。

崔孝行(チェ・ヒョヘン)実行委員長(韓統連兵庫代表委員)が開会挨拶。「韓米日の3国が一体となり、朝鮮への戦争体制が強化され、アジア全体が危機的な状況にある中だからこそ、朝鮮戦争の停戦協定70年を迎える今年を平和協定に変えなければならない」とし、「そのためにも朝鮮半島の平和と統一を願うすべての在日コリアン、地域住民のみなさんの『こころ』と『力』を一つにしよう」とマダンの意義を訴えた。会場内には、朝鮮料理をはじめ、カレーや肉料理など多彩な屋台が出店し、来場者は舌鼓を打った。展示コーナーでは、民族の歴史を展示し、クイズ企画を実施。多くの来場者が参加した。

舞台演目では、韓青の漫才「カレコレ」を皮切りに、子どもたちによるK-POPダンス、テコンドー演武や歌、中国獅子舞、沖縄のエイサー等、多種多様な演目が披露された。朝鮮高級学校の出演では、舞踊部の踊りと吹奏楽部の演奏が観客を大いに盛り上げ、拍手喝采を浴びた。

韓青兵庫と朝青兵庫、留学同兵庫の合同アピールでは、祖国統一に向け在日同胞青年がともに協力をしていくことが何よりも重要であることを訴えた。日朝友好兵庫県民の会は、朝鮮学校への無償化の問題は日本人自ら解決しなければならないとアピールした。

兵庫歌舞団による歌と踊りの後、フィナーレ「統一列車」で会場にいた観客は一つになり、ウリエソウォン(われらの願いは統一)を熱唱した。

※写真-ウリエソウォン(わたしたちの願いは統一)を熱唱する参加者たち