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韓統連京都再建委員会がセミナーを開催…金昌五副委員長が講演
【2025年04月06日】

韓統連京都本部再建委員会は4月6日、京都市内で韓統連京都セミナーを開催した。
李勝熙(イ・スンヒ)京都本部再建委員長が主催者あいさつ。「尹錫悦(ユン・ソンニョル)罷免が先延ばしになっていたが、待望の全員一致で罷免決定が出た。日本では偏向した報道が続いているが、今回のセミナーで情勢を正しく認識し、京都本部再建にむけて前進していこう」と語った。
韓統連の金昌五(キム・チャンオ)副委員長が「光復80年 韓国大統領選挙とわたしたちの課題」と題し講演。
金副委員長は12.3戒厳事態から罷免決定までの経緯について「数々の失政と退陣運動の拡大によって追い込まれた尹錫悦は、反対勢力を除去し、自分の意のままにできる新たな立法機関をつくろうと戒厳令を宣布した。しかし野党の迅速な対応と、国民の体を張った闘いによって戒厳は失敗し、弾劾決議から逮捕、そして今日の罷免に至った」と解説した。「韓国ではこれまで18回戒厳令が出されたが、はじめて市民が戒厳に打ち勝った。歴史的な快挙と言える」と強調。「憲法裁判所による判決の遅れの背景として、内乱勢力の反撃があげられる。勝利に気持ちを緩めず、野党・市民が一体となって内乱勢力を清算し社会大改革を推進していかなければならない」と語った。
また、光復80年を迎える今年の課題として過去清算問題の解決に言及。「歴史問題を解決し、韓米日軍事同盟化を阻止することによって、平和への道は開かれていく。韓国に自主的民主政府を樹立し、平和外交を進めることによって南北対話の再開の可能性も広がっていくだろう。わたしたちの力で解放80年の光復節を、統一と平和の祝典へとつくり上げていこう」と訴えた。
李再建委員長が京都本部再建にむけた計画を提示し、参加者の協力を要請。 参加者全体で「尹錫悦罷免歓迎」「内乱勢力清算」「社会大改革推進」のプラカード・アピールを展開した。
※写真-参加者によるプラカード・アピール