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広島で講演会「『はだしのゲン』は韓国でどう読まれたか」開催

【2026年05月24日】

「8・6ヒロシマ平和へのつどい2026実行委員会」は5月24日、広島市内で講演会「『はだしのゲン』は韓国でどう読まれたか―旧植民地・分断国家における原爆観の過去と現在」を開催した。

主催者あいさつ後、広島市立大学の金栄鎬(キム・ヨンホ)教授が講演。「韓国社会では漫画は子どもが読むもののような風潮がある」としながらも、「2000年前後からの南北関係の変化の中で、2000年に『はだしのゲン』の韓国語版が発刊されて以降、韓国の原爆に対する認識が変化してきた」と指摘。「原爆は『戦争が終わり植民地支配から解放されるのに役立った』『日本は自業自得』といった『上から目線』を米国と共有していた考え方から、作品中の『隣人の朴さんとの交流』『侵略戦争は天皇の責任』『被爆の惨状』などの描写を通じて、原爆の犯罪性を認識し、日本の戦争責任や原爆を招いた責任は、日米共にあると意識が変わっていった」と分析。

2016年に米国のオバマ大統領が広島訪問時、原爆投下を謝罪しなかったことについて、「韓国のマスコミは批判的な論調だった」とし、「韓国国内でも米国の戦争犯罪を追及する運動が展開されている。韓日の市民社会が連帯して問題を共有していくことが求められている」と指摘した。

※写真-講演する金栄鎬教授