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広島本部が「韓統連広島セミナー2025」開催…金昌五副委員長が講演
【2025年12月14日】
広島本部は12月14日、広島市内で「韓統連広島セミナー2025」を開催した。
尹康彦(ユン・ガンオン)代表委員が主催者あいさつ。「昨年12月、戒厳令を宣布した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領を韓国民衆の力で弾劾・罷免した」と指摘。今年8月の「広島原爆80年朝鮮人犠牲者追悼事業」と「光復80年ソウル平和市民大会韓統連訪問団」を振り返り、「韓国・在日同胞・日本人の連帯で成功させ、多くの成果を生み出した」と強調した。
中央本部の金昌五(キム・チャンオ)副委員長が「戒厳令から一年を経た韓国と多極化する世界」と題し講演。尹錫悦内乱事件について「尹錫悦は僅差で大統領に当選したにもかかわらず、国会で拒否権を乱発するなど野党や国民の声を聞かず独善的な態度に終止した。退陣闘争に公安弾圧を加える目的で戒厳令を発布したが、ずさんな計画が戒厳令失敗につながった」と分析。
李在明(イ・ジェミョン)政権に対しては 「国民との対話を重視し、在日政治犯への対応など国民主権政府の立場をとっている」としながらも、「韓日・韓米の首脳会談では歴史認識・関税問題など解決すべき問題がある」と指摘。「多極化する世界は米国による一極支配の終わりであり、世界の自主化が進んでいる」と語った。今後の課題として△危険な韓米日軍事演習の中止△韓日関係・朝日関係・朝米関係の改善△内乱勢力を一掃し、自主的民主政府の下で南北交流を進めて合意を実践し、ゆるやかな連邦制統一時代の幕を開くこととし、「李在明政権の誕生は尹錫悦退陣運動のゴールであると同時に社会大改革運動のスタートだ」と強調した。
朴隆宏(パク・ユングァン)副代表委員が閉会あいさつ。国家保安法の撤廃と韓統連の名誉回復を参加者に訴えた。
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※写真-講演する金昌五副委員長



