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韓統連広島本部がセミナーを開催…金昌五大阪副代表委員が講演

【2023年11月26日】

韓統連広島本部は11月26日、「韓統連広島セミナー2023」を広島市内で開催した。

広島本部の尹康彦(ユン・ガンオン)代表委員が主催者あいさつ。「G7広島サミットで戦争継続のためにウクライナに軍事支援を決めた。イスラエルのパレスチナ・ガザへの攻撃はジェノサイド・殺りくであり悲惨な状況が続いている。米国はイスラエルには自衛権があると主張し、イスラエルのガザ侵攻を容認している」と米国の姿勢を非難。「南北間の緊張が高まる中、韓国では尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権退陣の声が高まっている」と言及し、「セミナーを通じて今後の課題を共有したい」と訴えた。

韓統連大阪本部の金昌五(キム・チャンオ)副代表委員が「尹錫悦政権と朝鮮半島情勢」をテーマに講演。「尹政権発足以降、メディアでは史上最悪と言われた韓日関係が『改善』されたと評価している。しかし実態として尹政権が提示した徴用工『解決策』は植民地支配の免罪を意味し、これを米国が歓迎したということだ。米国は韓日間の懸案問題を強引に妥結させ韓米日軍事同盟化を進め、対中国・ロシア・朝鮮包囲網を強化している」と指摘した。また来年の韓国国内については「国会議員総選挙で進歩・民主勢力が3分の2以上を獲得すれば大統領を弾劾できる。今後尹政権退陣の動きは進んでいくだろう。米国の圧力に屈しない政権ができれば、南北合意が履行され統一の時代は必ず来る」と力強く語り、参加者の共感を得た。

※写真-主催者あいさつする尹康彦代表委員