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広島本部
78年目の8月6日を迎え、韓統連広島本部がアピール
【2023年08月05日】
「8・6ヒロシマ平和へのつどい2023 被爆・敗戦78年 広島から非武装・非同盟中立の日本を ~NATOの世界化に反対し、東アジア共同体をめざそう~」が8月5日、広島市まちづくり市民交流プラザで開催された。主催は韓統連広島本部も参加する同実行委員会。
第1部の問題提起では「被爆・敗戦78年 ヒロシマから」「ミャンマーの現状と問題点」「『はだしのゲン』削除は投げかけた問題とは-『はだしのゲン』が開けたパンドラの箱は閉まらない-」の各テーマで発題があり、広島本部の尹康彦(ユン・ガンオン)代表委員が「朝鮮半島の平和実現のために」をテーマに発題した。発題では今年の6月に改悪された入管法について言及。「戦後、在日朝鮮人を管理・抑圧するためにできた法律。当時から韓国・米国・日本は連携していた」と指摘。「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の「『反共』『親米』『親日』」の姿勢が韓米日3カ国の軍事協力の強化につながる。朝鮮半島の平和のため韓米日軍事同盟に反対しよう」と訴え、7月22日に韓国で開催された「停戦70年 朝鮮半島平和行動」での韓統連の闘争を紹介し、停戦協定を平和協定に変えるために韓日の連帯が必要だと強調した。
第2部の記念講演では社会運動家でピープルズプラン研究所の白川真澄さんが「米中対立を超えて、非覇権・非軍事・連帯の東アジアへ-自立した循環型地域経済が横につながって、グローバル化と「経済安全保障」に対抗していくビジョンを考える」のテーマで講演。国境を越える連帯と協力のシステムで、自由貿易・弱肉強食ではなく公正と連帯の原理の社会をつくろうと主張した。
※写真―発題する尹康彦代表委員