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映画「私はチョソンサラムです」広島上映とトークイベント開催…活発に意見交換

【2023年01月28日】

ドキュメンタリー映画「私はチョソンサラムです」の2回目の広島上映とトークイベントが1月28日、広島県立美術館講堂で開催された(2回上映)。主催は韓統連広島本部も参加した同実行委員会。

アイ女性会議広島県本部の貴田月美氏が、実行委員会を代表し開会あいさつ。貴田氏は「戦後も差別は続いている。差別と闘う在日の方が、祖国でスパイ容疑により死刑判決が出るとは思ってもみないこと。まさに朝鮮戦争が休戦状態であることを物語っている」と語った。

1回目の映画上映後、トークイベントを開催。映画に出演した在日韓国良心囚同友会の李哲(イ・チョル)代表は、「韓国がかつての暗い時代にならないよう、明るい未来を展望しよう」と述べた。広島朝鮮初中高級学校教員の金令姫(キム・リョンヒ)氏は、「朝鮮高校無償化の問題は日本社会の問題。ともに考えていきたい」と語った。韓統連広島本部の尹康彦(ユン・ガンオン)代表委員は映画にも取り上げられ、自身も参加した2019年の「3・1独立運動100周年・韓統連母国訪問団」の活動を紹介し、「韓統連への反国家団体規定による弾圧は不当。国家保安法の撤廃が必要」と語った上で、「すべての同胞が統一の主人公。ウリ=私たちの力を合わせていくことが大切だ」と訴えた。

※写真-トークショーで発言する尹康彦代表委員(写真右)