最新情報
中央本部
「2025年全国会議秋季集会」開催…良心囚の再審無罪と国家保安法廃止を訴える
【2025年12月16日】
「韓国良心囚を支援する会全国会議(全国会議)」は12月16日、都内で「2025年全国会議秋季集会」を開催した。
渡辺一夫代表が主催者あいさつ。「韓国では今年、市民の力で戒厳令を宣布した尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を打倒した。このような民主化運動の力が、良心囚の再審無罪を勝ち取る原動力にもなった。この間、元良心囚やわたしたちの仲間が数人この世を去ってしまったが、わたしたちは意志を引き継いでがんばっていきたい」と語った。
朴槿恵(パク・クネ)政権時の「ブラックリスト事件」を扱った動画を鑑賞後、元良心囚の金元重(キム・ウォンジュン)氏が11月21、22日に開催された「11.22事件50周年ソウル集会」について報告。「集会では元良心囚や支援団体の人たちが当時の状況を語り合い、良心囚の問題を共有することができた。李在明(イジェミョン)大統領や禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長から祝辞が送られ、文化行事も素晴らしかった」「この間、韓国の人々の尽力で、良心囚のことが韓国民に広く知れ渡ったと思う。みなさんの努力に心から感謝したい」と語った。
全国会議から現在の良心囚の状況について報告。尹政権時に国家保安法によって逮捕された事例が多数あり、それが現政権下でもまだ解決していないとし、引き続き国家保安法撤廃に向けた署名運動への協力が呼びかけられた。
「韓国オプティカルハイテック労組を支援する会」がアピール。労働争議の現状を報告し、「支援する会」に対するスラップ訴訟の問題性を訴えた。



