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横須賀軍港クルーズ開催…米海軍・海自の一体化が明確

【2022年10月23日】

非核市民宣言運動・ヨコスカ/ヨコスカ平和船団は10月23日、大型船による横須賀軍港クルーズ(フィールドワーク)を開催。約100人の乗船者はスタッフの説明を受けながら、1時間かけて横須賀基地を一周、米海軍基地と海上自衛隊基地を直接、確認するとともに、米軍と自衛隊による軍事一体化の現状を実感した。

同クルーズは、非核市民宣言運動・ヨコスカ/ヨコスカ平和船団が開催しているピースフェスティバル(横須賀市三笠公園)が、コロナ感染状況を考慮して今年も中止となったため、企画されたもの。

横須賀を母港とする米艦船は、原子力空母「ロナルド・レーガン」、指揮艦(第七艦隊旗艦)「ブルーリッジ」、イージス艦11隻の計13隻。当日はブルーリッジやイージス艦が停泊。海自基地では空母への改修が進むヘリ搭載護衛艦「いずも」が目を引いた。

横須賀は米海軍と海自が並んで司令部を置く世界で唯一の港であり、空母の海外母港は横須賀だけ。ロナルド・レーガン率いる空母打撃軍は9月末から10月上旬にかけて、米日、韓米、韓米日による海上軍事演習を連続して実施し、朝鮮半島と周辺の軍事緊張を高めた。

写真-停泊中の米イージス艦