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3年ぶりに祖国へ…「光復77周年韓統連・韓青母国訪問団」が自主平和統一大会に参加

【2022年08月13日】

韓統連は8月13日から15日にかけ、「光復77周年韓統連・韓青母国訪問団」を結成し3年ぶりに国内を訪問。13日にソウルで開催された「光復77周年8・15自主平和統一大会」に参加。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権と直接対峙し、国内の同胞と共に「韓米合同軍事演習中止」「韓米日軍事協力反対」「南北合意実践」を力強く要求した。統一大会の主催は国内の100余の市民社会団体が結集した同大会推進委員会。推進委員会は大会開催までの期間、「全世界100ケ所平和行動」を展開。世界中の人々から平和・統一にむけたメッセージ写真を募り、韓統連・韓青も積極的に参加した。

※詳細はこちらを参照 https://815action.net/100peace

母国訪問団は13日午前に結団式を行い大会の意義を共有した後、関連行事に参加。統一ピビンバプ作りや市民大会に参加した。14時30分より開始された自主平和統一大会では、主催者を代表し韓国キリスト教教会協議会(NCCK)のイ・ホンジョン総務が発言。「2018年板門店宣言とピョンヤン宣言、シンガポール宣言で確認した南北米首脳たちの平和への意志は、米中覇権競争の中で現れたインド太平洋戦略によって光を失おうとしている」と指摘。「戦争を呼ぶ対決政策を中止させ、停戦協定70年である2023年には終戦を宣言し、平和協定を締結しよう」と訴えた。ユン・フィスク進歩党常任代表やパク・ソグン全国民衆行動共同代表、イ・テヒョン祖国統一汎民族連合南側本部議長らが決議文を朗読。△韓米合同軍事演習中止と対話の即時再開△南北、朝米共同宣言履行△平和協定締結△朝鮮半島戦争基地化および米軍基地拡大反対△対日屈辱外交中断と韓日歴史正義の実現△日本の平和憲法改定反対および韓米日軍事協力中断を要求した。

※決議文はこちら

大会後、龍山の大統領府前まで大行進を展開。韓統連訪問団は隊列の先頭に立ち行進を貫徹。行進中に主催者から韓統連訪問団が紹介され、参加者から大きな拍手で歓迎された。大会後開催された国内団体との交流会では、韓国進歩連帯、6・15合唱団、DMZ(非武装地帯)国際平和行進団などから熱烈な歓迎を受け、活発な交流が行われた。

 また、青年学生部門では韓青が13日に光化門の米国大使館前で開催された「民族自主・反戦平和・祖国統一 南北海外青年学生大会」に参加。律動やノレ(歌)の公演、海外からの連帯メッセージ、各団体からの発言などで進行され、6.15日本地域委員会青年学生協議会を代表して韓成祐(ハン・ソンウ)韓青中央委員長が連帯あいさつ。韓委員長は「南北海外青年学生の力を結集し、統一に向けて最後まで共に闘おう」と呼びかけた。南北海外共同決議文を同胞学生の尹琴淑(ユン・クムスク)さんが朗読し、全体の拍手で採択された。

 訪問団は翌14日午前に解団式を開催。宋世一委員長は訪問事業を振り返り「国内の自主統一勢力と固く団結し、立派に闘っていくことができた。訪問団の目的は100%達成することができたといえる。今回の成果を今後の日本での運動の発展につなげていきたい」と評価。韓国進歩連帯のハン・チュンモク常任代表が連帯あいさつし「私たちは韓統連とは兄弟のようなつながりをもっている。今回の韓統連訪問団は、米国と尹錫悦政権に対して闘っていく決意を共有する場となった。統一する日まで共に進んでいこう」と訴えた。