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都心で「復帰」50年を問う集会・デモ…宋委員長が賛同メッセージ

【2022年05月15日】

沖縄の日本復帰から50年となる5月15日、米軍基地用地の賃貸契約を拒否する「反戦地主」の支援を目的とする「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」は、都内・日比谷公園で集会「―『復帰』50年を問う― 軍事基地は出ていけ!」を開催した。主催者は「祝賀ムードを演出し、沖縄の米軍基地を固定化するための復帰50年式典に抗議する」などとするメッセージを発表。約650人(主催者発表)の参加者は集会後、「基地は出て行け」「(名護市)辺野古新基地反対」などと声を上げながら、銀座周辺をデモ行進した。

韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長は次のような賛同メッセージを寄せ、集会に参加した。<米国は同盟国とパートナー国を動員して朝鮮、中国、ロシアを対象に包囲網を形成し、軍事的圧力を加えることで、自らの国際的覇権を維持しようと必死です。そのための東アジアにおける要所は、沖縄と韓国の米軍基地です。「新冷戦」ともいわれる緊迫した国際情勢のなかで、米軍基地を持つ国や地域が米国の意向により、戦争や紛争にいやおうなく巻き込まれていくことは、いま十分に予想される事態となっています。国際民衆連帯の力で、沖縄、韓国から米軍基地を一日も早く撤退させ、東アジアの平和を実現しましょう。>