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韓米合同軍事演習の中止を求め米大使館前で抗議行動

【2022年04月06日】

4月6日、東京の米国大使館前で「韓米合同軍事演習を中止せよ!4・6米大使館抗議緊急行動」が開催された。主催は「資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会」。

シュプレヒコール、主催者挨拶の後、韓国から民主労総のキム・ウニョン副委員長がオンラインでアピール。キム副委員長は「現在、朝鮮半島は重大な危機の中にある。 韓米間では先制攻撃や核攻撃まで想定した作戦計画が論議されており、朝鮮半島有事の際には自衛隊の派遣まで検討されている。現在、韓国民衆はそのような動きに対し、全国の米軍基地を巡回し反対闘争を繰り広げている。韓日の民衆が固く団結し、米国の覇権政策を破綻させ、平和な朝鮮半島、平和なアジアを築いていこう」と強調した。

続いて、韓統連からは李俊一(イ・チュニル)総務部長がアピール。韓米合同軍事演習について「防衛的な演習などと語っているが、その内実は明白な戦争演習だ」と批判。「韓国の次期政権は、米国に追従し、朝鮮に対して『先制攻撃』論など、危険な挑発妄言を繰り返している。このまま韓米合同軍事演習が強行されれば、朝鮮半島の緊張は極度に高まり、取り返しのつかない事態になりかねない。韓日民衆の団結した力によって合同軍事演習を阻止する闘いを展開し、朝鮮半島に平和の春を取り戻そう」と語った。

集会終了後は、参加者全員で「韓米合同軍事演習の中止と南北対話の再開を求めるプラカード・アピール」を展開した。