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中央本部

韓国サンケン労組を支援する集会を開催(東京)

【2022年01月25日】

1月25日、都内のとしま産業振興プラザで「韓国サンケンの解散・解雇撤回!尾澤孝司さんは無罪だ!逃げるな、出てこい!サンケン電気1.25集会」が開催された。主催は韓国サンケン労組及び同労組と連帯するさいたま市民の会、同労組を支援する会。

集会の冒頭では、昨年5月10日に不当逮捕され、7ケ月間の不当勾留の末12月27日に保釈された、支援する会の尾沢孝司事務局次長があいさつ。今回の逮捕について「日韓の連帯運動を断ち切るためにサンケンと警察が行った弾圧だ」と批判。「最後までサンケン労組と連帯し、闘っていきたい」と述べ、自身の裁判闘争への支援を要請した。

続いて主催者を代表し、全労協の渡邉洋議長が挨拶。「韓国サンケンの解散は物言う労働者の解雇を狙った不当労働行為であり、労働者の人生を奪う非人道的行為。日韓の連帯によって解決の道をつくっていかなくてはならない」と語った。

映像でこの間の運動を振り返った後、韓国からもオンラインで発言。民主労総のキム・ウニョン統一委員長はこれまでの日本の支援運動に感謝しながら、サンケンの実態について「コロナウィルス感染拡大に乗じて、突如韓国サンケンを解散した。サンケンはこの間一度も労働者と話し合いを持たず、むしろ自分に反対するものは警察すら動員して弾圧してきている」と批判。「現在世界中で資本の横暴、格差の拡大が広がり続けているが、労働者が団結すれば、必ず社会を変えることができる。韓日の労働者が団結し、2022年を勝利の年としていこう」と強調した。

決議文の朗読・採択後、支援する会より今後の行動提起がなされ、△木曜行動(サンケンへの抗議行動)への参加△尾沢氏裁判闘争への支援△さいたま地裁へ尾沢氏の無罪を要求するハガキの送付が呼びかけられた。

※木曜行動には中央本部が積極的に参加しています