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朝鮮大学校創立70周年記念シンポジウム開催…朝鮮学校の法的地位について討論
【2026年07月04日】
朝鮮大学校朝鮮問題研究センター(KUCKS)は7月4日、朝鮮大学校で「朝鮮大学校創立70周年記念KUCKSシンポジウム『朝鮮学校の法的地位をあらためて考える-民族教育権確立のために-』」を開催した。
朝鮮大学校の李清敏(リ・チョンミン)理事長が主催者あいさつ。「朝鮮大学校は、多くの方々に支えられ、創立70周年という大きな節目を迎えることができた。一方で朝鮮学校は、長年にわたり不安定な法的地位に置かれ、さまざまな制度的課題に直面している。本日の議論が、朝鮮学校の法的地位をめぐる諸問題について理解を深め、民族教育権の確立に向けた新たな展望につながることを期待している」と語った。
朝鮮大学校の金勇大(キム・ヨンデ)教授が「日本政府による朝鮮学校不承認の歴史-法的地位問題を中心に-」と題し報告。朝鮮学校に対する差別について「日本政府は朝鮮学校に対して『存在は許容するが制度の中心に入れない』という『不承認』の姿勢で一貫しており、『一条校ではない』『公益性に疑義がある』などという理由をつけて高校無償化などの制度から排除し、朝鮮学校自らが「承認されやすい主体」として自己調整するよう仕向けている」と主張。「朝鮮学校問題を戦後日本の統治史、植民地・分断責任、そして民族教育権をめぐる政治的課題と考えるべきだ」と訴えた。在日本朝鮮人人権協会の朴金優綺(パクキム・ウギ)事務局員が「朝鮮学校差別にみる日本政府の論理変容と国際人権基準」を題し報告。日本政府の朝鮮学校に対する差別は国際人権規約・条約に違反しており、国際的な人権機関が是正を要求していることを明らかにした。
討論では同志社大学の板垣竜太教授が「日本の学校教育制度の中の朝鮮学校」、朝鮮大学校の金陽順(キム・ヤンスン)助教が「文化ジェノサイドとしての朝鮮学校弾圧」と題し報告した。 国連人種差別撤廃委員会元委員長のアナスタシア・クイックリー氏と国連特別報告者であるアシュウィニK.P.氏の特別コメントが映像で寄せられた。
※写真-登壇者による討論



