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「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が第1回総会を開催…今後の方向性を論議

【2026年05月23日】

一般社団法人「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」は5月23日、第1回定時総会を山口県宇部市市役所で開催。韓統連愛知本部の金源道(キム・ウォンド)事務局長が参加した。

2月7日、潜水中に急死した台湾出身のウェイ・スー(ビクター)さんへの黙祷後、井上洋子代表が報告。井上代表はビクターさんの死を悼みながら「刻む会は2025年、26年とクラウドファンディングを募りながら、ピーヤ(排気塔)内のがれき撤去し遺骨を収容した。それまで技術的、費用的にもできないとしてきた日本政府をして、日韓首脳会談でDNA調査に協力するとの発言を引き出し、今後も動かざるを得ない状況を生み出した」と述べた。

潜水調査については「韓国遺族会から『遺骨を見つけてほしい』との要望があった」としながら、「セウォル号惨事の記憶もあり、1年間は喪に服す期間として潜水調査は行わない」と報告。来年の追悼集会までの1年間は議論そのものを中止し、政府交渉に傾注していくこととなった。

今後の運動方針として①DNA鑑定の速やかな実施、政府の責任による遺骨収容作業②長生炭鉱「海の墓標公園(坑口広場平和公園)」の実現。ピーヤ補修工事③日韓両政府・地方行政に対する要請活動④宣伝活動、会員拡大の強化を確認した。

総会後は戸塚悦郎弁護士による講演、長生炭鉱再スタート応援討論会、懇親会を開催した。

金事務局長は総会を振り返り「『刻む会』の活動は係わる人の思いを乗せて着実に進歩、進化していることが実感できました。名古屋での3月1日の集会はビクターさんの不慮の死により延期せざるを得ませんでしたが、必ず年内に開催したいと思います」と語った。

※写真-報告する井上洋子代表